
目次
今日のテーマ:
「今日聞いた“誰かの声”で印象に残ったものを書いてみよう」
ワークの目的:
声には、その人の気持ちや温度、背景にある物語がにじみ出ます。
同じ言葉でも、言い方やトーンによって、まったく違う印象を受けることがありますよね。
今日は、あなたが耳にした「誰かの声」に意識を向けて、
どんな風に響いたのか、どんな気持ちが動いたのかを思い出してみましょう。
「声を聴く」ことは、「人の存在を感じる」こと。
日常のなかで、心に届いた声に気づくことが、
あなた自身のやさしさや感受性を育てる第一歩になります。
今日の問い:
今日、あなたが耳にした「誰かの声」で、印象に残っているものは何でしたか?
その声は、どんな響きで、どんな気持ちにさせてくれましたか?
たとえば…
- 友人が「おつかれさま」と言ってくれた、ちょっとかすれた声
- スーパーのレジで聞いた、店員さんの明るい「こんにちは」
- 電車のアナウンスの、淡々とした口調
- 子どもがはしゃいでいた声
- ラジオから流れてきた、やさしい語りかけ
- 自分の名前を呼ぶ、誰かの声
声の内容ではなく、声そのものの響きに目を向けてみましょう。
その瞬間、あなたの心にどんな動きがあったか、自由に書いてみてください。
書き方の例:
「帰り道、近所の子どもが『ばいばーい!』と手を振ってくれた。
声が高くて、ちょっと弾んでいて、疲れていた心がふっと軽くなった。
言葉の内容よりも、“声そのもの”がプレゼントみたいだった。」
声は、姿が見えなくても「ぬくもり」や「距離感」を伝えてくれます。
それに気づくと、日常の音が少し豊かに感じられるかもしれません。
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