「指先が覚えているもの」―日常でよく触れる感触に気づいてみよう

指先が覚えているもの
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今日のテーマ:

「ドアノブ、手すり、スイッチ…よく触れる場所の感触は?」


ワークの目的:

私たちは一日の中で、無意識にいろいろな場所に手を触れています。
ドアノブを回すとき、階段の手すりにつかまるとき、電気のスイッチを押すとき――
当たり前の動作ですが、その“触れた感触”を意識することは少ないかもしれません。

今日は、身近な「よく触れる場所」の感触に注目してみましょう。
手に伝わる温度、硬さ、質感を感じ取ると、
日常の動作がちょっと違ったものに見えてきます。


今日の問い:

今日、あなたが触れたドアノブや手すり、スイッチにはどんな感触がありましたか?
そのとき、どんな印象や気持ちが生まれましたか?

たとえば…

  • 金属のドアノブがひんやりしていた
  • 手すりがざらざらしていて、使い込まれた感じがあった
  • スイッチを押したとき、「カチッ」という音と同時に指先が心地よかった
  • 木の手すりが温かくて安心した
  • プラスチックのスイッチのつるつる感に、なぜか懐かしさを感じた

感触は、ただの物理的な刺激ではなく、心の印象ともつながっています。


書き方の例:

「朝、玄関のドアノブを回したら、金属が冷たくて“あ、今日は空気も冷えているんだな”と気づいた。
ただ触れただけなのに、季節や温度まで伝わってくる。
普段は気にもとめないけれど、触れる場所が毎日、さりげなく教えてくれていることがある。」


日常の中で手がふれるものには、それぞれの時間や人の歴史が刻まれています。
意識して触れると、ただの動作が「感じる体験」に変わります。

今日は、あなたが触れた“いつもの感触”を記録してみてください。
それが、暮らしの新しい気づきにつながるかもしれません。

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