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三重県・伊勢市――伊勢神宮の新緑に包まれて
三重県伊勢市にある伊勢神宮。日本人の心のふるさととも呼ばれるこの聖地では、5月上旬、新緑の季節が静かに始まります。
神宮の森は、常緑樹を中心に構成されており、四季折々の表情を見せますが、特に5月の若葉は力強く、まぶしいほどの生命力を感じさせます。参道に降り注ぐ木漏れ日と、玉砂利を踏みしめる足音だけが響くなか、自然と一体になるような感覚が訪れます。
五十鈴川のせせらぎや、鳥の声に耳をすませる時間は、日常の喧騒を忘れ、心を整えるひとときです。
今日という日は、心を鎮める日。自然の静けさに身をゆだねて、深呼吸をしてみましょう。

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