
目次
はじめに:氷が織りなす極寒の芸術
大雪山国立公園に位置する層雲峡温泉は、北海道を代表する冬の観光地のひとつ。1月の厳しい寒さの中で滝が凍りつき、自然がつくり出す巨大な氷の彫刻「氷瀑」として姿を現します。青く透き通る氷柱は、ただ寒いだけでは出会えない、冬だけの奇跡です。
層雲峡という舞台:峡谷と滝が生む氷の景観
断崖絶壁の峡谷
石狩川の浸食で形成された全長約24kmの峡谷。高さ100m級の柱状節理の岩壁が両側に迫り、冬は雪と氷に覆われて圧巻の景色を見せます。
氷瀑の美しさ
「流星の滝」や「銀河の滝」など名瀑が凍りつき、青白い光を宿す氷瀑へと変貌します。自然の力強さと繊細さが同居する姿は、訪れる人の心を奪います。
冬の層雲峡を歩く一日
朝――静寂に包まれた氷瀑
朝の冷気の中で見る氷瀑は、透明感と鋭さを増しています。人の少ない時間帯は特に幻想的。
昼――青く輝く氷の世界
太陽光が差し込むと、氷は青く透き通り、光と影のコントラストが鮮やかに浮かび上がります。
夜――氷瀑まつりの幻想
1月下旬から始まる「層雲峡温泉氷瀑まつり」では、ライトアップされた氷のオブジェが会場を彩り、昼間とは全く異なる幻想的な光景が広がります。
過ごし方ガイド:歩く/撮る/浸かる
歩く(氷瀑探訪)
「流星の滝」「銀河の滝」をはじめ、氷の造形を巡る散策は外せません。スパイク付きの靴や防寒具は必須です。
撮る(写真スポット)
青白く光る氷瀑は写真愛好家に人気。特に午前中やライトアップ時は絶好のシャッターチャンスです。
浸かる(温泉)
極寒の景色を楽しんだ後は、層雲峡温泉で体を温めるのがおすすめ。露天風呂から雪景色を眺めれば、冬ならではの贅沢を堪能できます。
物語を彩る風景
銀河・流星の滝
2本並んで流れ落ちる名瀑は「夫婦滝」とも呼ばれ、冬には氷のカーテンのような姿に変わります。
氷瀑まつりの氷像
地元の人々の手による氷の建造物。夜はライトアップされ、氷の神殿に迷い込んだかのような世界が広がります。
天候別の楽しみ方
- 晴れ:光が氷に反射し、透明感のある輝きを堪能。
- 曇り:氷が落ち着いた色調を帯び、静かな迫力を感じられる。
- 雪:降りしきる雪と氷瀑が重なり、まるで物語の世界に迷い込んだような幻想的な景観。
今日のひとこと
「極寒の地にしか生まれない、氷の命を見に行こう」
氷点下の厳しさが、逆にこの地を唯一無二の美しさへと変えてくれます。
まとめ
- 層雲峡は大雪山に抱かれた峡谷で、冬は滝が凍る氷瀑が見どころ。
- 昼と夜で異なる氷の表情を楽しめ、写真や散策に最適。
- 温泉と組み合わせれば、心も体も満たされる冬の旅となる。



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