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猫柳(ネコヤナギ/Salix gracilistyla)
【タイトル】
2月23日の花:猫柳(ネコヤナギ/Salix gracilistyla)
【ディスクリプション】
猫柳は、早春に銀白色の柔らかな花穂を枝先につけるヤナギ科の落葉低木。猫のしっぽを思わせる愛らしい姿から名づけられ、日本では春の訪れを告げる植物として親しまれてきました。生け花や庭木として、季節感を伝える存在です。
【キーワード】
猫柳, ネコヤナギ, Salix gracilistyla, 早春の植物, ヤナギ科, 花穂, 和の花, 庭木, 切り花, 季節の植物
花言葉
- 「自由」
- 「努力が報われる」
- 「親切」
寒さの残る時期に芽吹く姿から、前向きさややさしさを象徴する花言葉が生まれました。
説明
猫柳は、ヤナギ科ヤナギ属の落葉低木で、日本や東アジアに広く分布します。2月〜3月頃、葉が出る前に枝先に丸みのある花穂をつけるのが特徴です。
銀白色の花穂は、はじめ綿毛のように柔らかく、やがて黄色い花粉を帯びて春の進みを知らせます。猫柳は雌雄異株で、雄株は観賞用として、雌株は花後に綿毛のある種子をつけます。
湿地や川沿いなど、水分の多い場所を好み、自然の中でも身近に見られる樹木です。
基本情報
- 学名:Salix gracilistyla
- 分類:ヤナギ科・ヤナギ属
- 原産地:日本、中国、朝鮮半島
- 開花時期:2月〜3月
- 花色:銀白色(のち淡黄色)
- 樹高:2〜4m程度
特徴
- 猫のしっぽのような柔らかな花穂
- 葉より先に花を咲かせる早春性
- 和の雰囲気を強く感じさせる樹木
- 切り花や生け花に適する
- 湿り気のある環境を好む
名前の由来
「猫柳」は、花穂の形や手触りが猫のしっぽに似ていることから名づけられました。英語では「Pussy Willow(子猫のヤナギ)」とも呼ばれています。
日本文化との結びつき
- 生け花・茶花として古くから利用
- 早春の風物詩として俳句や和歌に登場
- 正月明けから春先の切り枝として親しまれる
- 日本の季節感を象徴する枝物のひとつ
まとめ
猫柳は、厳しい冬の終わりに、やさしく春の気配を伝える植物です。ふわふわとした花穂は、見る人の心を和ませ、日本の暮らしの中で季節の移ろいを静かに知らせてきました。控えめで温かな存在感をもつ、春の始まりを象徴する花木です。


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