
目次
今日のテーマ:
「水にふれた瞬間の感覚を思い出してみよう」
ワークの目的:
水は、私たちの日常にそっと寄り添う存在です。
手を洗うとき、雨にうたれるとき、湯船につかるとき――
私たちは何度も水にふれていますが、その「瞬間の感覚」を覚えているでしょうか?
今日は、ふとした水とのふれあいに目を向け、
そのとき身体がどう感じ、心がどう動いたかを思い出してみましょう。
“感覚”に意識を向けることは、「今」を生きる練習です。
今日の問い:
あなたが最後に水にふれた瞬間、どんな感覚がありましたか?
冷たい? ぬるい? すべすべ? それとも心がふわっと軽くなった?
たとえば…
- 朝の洗顔で感じた水の冷たさ
- コップの水を口にふくんだときの清らかさ
- 雨の日、手の甲に落ちた一滴の水
- 食器洗いのぬるま湯の心地よさ
- 川に足をひたしたときのひんやり感
- 湯船につかった瞬間の安心感
ひとつだけでもOK。
その水がどう見えたか、どんな気持ちが動いたか、思いつくままに書いてみましょう。
書き方の例:
「帰宅して手を洗ったとき、水がひんやりとしていて、
今日の蒸し暑さがすっと流れていくようだった。
ただ手を洗うだけなのに、心の熱も一緒に洗い流された気がした。
“流れるものにふれる”って、それだけで気持ちが軽くなるんだなと思った。」
水にふれた瞬間、あなたの身体と心には、きっと静かな変化が起きています。
ただの作業になっていた動作にも、気づきと感覚を取り戻すと、
それは「今この瞬間」に戻るための小さなリトリートになるのです。
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