
目次
今日のテーマ:
「木や植物の“葉っぱ”に注目して、違いを探してみよう」
ワークの目的:
同じように見える葉っぱでも、よく見れば一枚一枚に違いがあります。
色、形、大きさ、手ざわり、葉脈の流れ……。
それはまるで、人の顔が一人ひとり違うようなもの。
今日は、身のまわりにある「葉っぱのちがい」に目を向けてみましょう。
そこには、自然のもつ美しさ・多様性・そしていのちの表現が、静かに息づいています。
違いに気づくことは、「観る力」を育てること。
そしてその観察は、あなたの感性と心を、やわらかく整えてくれます。
今日の問い:
今日、あなたが見た葉っぱには、どんな違いがありましたか?
また、それを見て、どんな気持ちが動きましたか?
たとえば…
- 桜の葉は先がとがっていたけれど、イチョウの葉は丸くて扇のよう
- 同じ木なのに、日陰の葉と日なたの葉で色がちがった
- ふわふわの産毛がついている葉っぱがあった
- 雨上がりの葉の上に、水玉がきれいに並んでいた
- 落ち葉の感触と、枝にある葉の張りの違いに気づいた
ちいさな違いに目を向けることで、世界の豊かさが見えてきます。
書き方の例:
「公園の道ばたで、小さな木の葉と、大きな広葉樹の葉を見比べた。
手のひらより小さな葉には、細かいギザギザがついていて、
大きな葉には、葉脈がくっきりと走っていた。
“どれも同じ緑”だと思っていたけれど、ちがいに気づくと、急に親しみがわいてきた。
植物って、無言だけど、ちゃんとそれぞれに「らしさ」があるんだな。」
葉っぱは、自然がひとつひとつ手がけたアートのようなもの。
形や色に込められた違いに気づくことは、
「自分と他者のちがいを受け入れる練習」にもなります。

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