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ジャーマンダー(Germander/Teucrium)
【タイトル】8月16日の花:ジャーマンダー
【ディスクリプション】ジャーマンダーは、シルバーがかった葉と淡い花が特徴の多年草。暑さや乾燥にも強く、ナチュラルガーデンにぴったりのシックな花です。
【キーワード】ジャーマンダー, Germander, ハーブ, ドライガーデン, 銀葉植物, ナチュラルガーデン, 夏の花, 耐暑性植物, 8月の花, 花言葉
● 花言葉
「聡明」「落ち着き」「堅実」
その静かな佇まいと控えめな花姿が、落ち着いた知性を感じさせます。
● 説明
ジャーマンダーは、地中海沿岸原産の多年草・低木で、小さな淡いピンクや紫の花を咲かせます。葉にはシルバーグリーンの光沢があり、乾燥や強い日差しにとても強いのが特徴です。
香りのある種類も多く、ハーブとしても古くから用いられてきた植物です。背丈は低めで、縁取りやグラウンドカバーとして人気があります。
● 基本情報
学名:Teucrium spp.
分類:シソ科・ジャーマンダー属
原産地:地中海沿岸〜西アジア
開花時期:6月〜8月頃
花色:ピンク、紫、白
草丈:20〜60cm(品種により異なる)
● 特徴
- 葉にシルバーがかった美しい色味
- 乾燥に強く、ローメンテナンスの庭にも最適
- ハーブとして香りがよいものもあり、虫除けとして使われることも
- 切り戻しに強く、形を整えやすいため生垣にも向いている
● 名前の由来
「Teucrium(テウクリウム)」は、トロイの王・テウクルス(Teucer)がこの植物を薬草として使ったという伝説にちなみます。
日本では「ジャーマンダー」の名で親しまれていますが、さまざまな品種があり、観賞用・薬用・造園用と幅広く利用されています。
● まとめ
ジャーマンダーは、目立ちすぎず上品に庭を引き締めてくれる植物です。
暑さや乾燥に強く、手入れも簡単で初心者にもおすすめ。
シルバーリーフと控えめな花が、他の植物を引き立てつつも、静かな存在感を放つ、庭の名脇役といえるでしょう。

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