
目次
今日のテーマ:
「自分の影以外の“影の風景”を探してみよう」
ワークの目的:
光があるところには、かならず影があります。
でも普段、私たちはその影の存在を意識することが少ないかもしれません。
今日は、自分自身の影ではなく、まわりにある“影の風景”に目を向けてみましょう。
木の影、建物の影、電柱の影、人の気配――
影は静かにそこに在りながら、その場の空気や時間の流れを映し出してくれます。
影を見ることは、“光を感じる”ということでもあります。
目立たないものに目を向けることで、日常の景色が少し違って見えてくるかもしれません。
今日の問い:
今日、あなたが見つけた「自分以外の影」は、どんな風景でしたか?
どこに、どんな影がありましたか? それを見てどんな気持ちになりましたか?
たとえば…
- 木の影が、アスファルトに揺れていた
- ベンチの隙間からできた影が、しま模様になっていた
- 電線の影が、壁に不思議な模様を描いていた
- 通り過ぎた人の影だけが先にのびていた
- 雨上がりの水たまりに映った影が、少しにじんで見えた
影は無言だけど、その場の空気や光の加減を語ってくれる風景です。
書き方の例:
「午後、川沿いを歩いていたとき、欄干の影が水面にまっすぐのびていた。
でも、水の流れで少しゆれていて、それがまるで“影も呼吸している”みたいだった。
普段なら見落としていた景色。
影って、光がある証なんだなと、ふと思った。」
影に目を向けると、世界が“陰影”を持ち始めます。
それは単なる暗がりではなく、ものの存在感や時間の気配を教えてくれるもの。

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