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チコリ(Cichorium intybus)
【タイトル】
3月20日の花:チコリ(Cichorium intybus)
【ディスクリプション】
チコリは、夏の道端や草原に涼やかな青い花を咲かせるキク科の多年草。早朝に花を開き、昼前にはしぼむ一日花で、そのはかなさと清澄な色合いが印象的です。野草としての美しさに加え、食用・薬用としても古くから利用されてきました。
【キーワード】
チコリ, Cichorium intybus, 青い花, 夏の花, 野草, キク科, 食用植物, ハーブ, 季節の花
花言葉
- 「質素」
- 「倹約」
- 「待ちぼうけ」
朝に咲き、短時間でしぼむ性質から、静かな忍耐や控えめな想いを表す意味が伝えられています。
説明
チコリは、ヨーロッパ原産の多年草で、現在では世界各地に帰化しています。6月〜9月頃、細く伸びた茎の葉腋に、直径3〜4cmほどの空色から青紫色の花を咲かせます。
花は早朝に開き、日が高くなると閉じる一日花です。直立した茎とすっきりした花姿が特徴で、道端や草地に自然に溶け込むように咲きます。
根は焙煎してチコリコーヒーとして利用され、葉はサラダ用野菜(アンディーブなど)の原種としても知られています。
基本情報
- 学名:Cichorium intybus
- 分類:キク科・キクニガナ属
- 原産地:ヨーロッパ
- 開花時期:6月〜9月
- 花色:青、青紫
- 草丈:60〜120cm程度
特徴
- 涼やかな青い花
- 朝に咲いて昼にしぼむ一日花
- 丈夫で野生化しやすい
- 食用・飲用としても利用される
- 野趣に富んだ佇まい
名前の由来
「チコリ(Chicory)」は、フランス語名に由来します。学名 Cichorium の語源は諸説ありますが、古代から薬草として知られてきた歴史を反映しています。
日本文化との結びつき
- 明治以降に導入された外来植物
- 野草風の花としてガーデンに利用
- 健康飲料(チコリコーヒー)として知られる
- 自然志向の暮らしと相性のよい植物
まとめ
チコリは、夏の光の中で一瞬だけ花を開く、静かで清らかな野の花です。澄んだ青色と質素な佇まいは、自然のリズムをそのまま映し出しているかのようです。観賞・食用の両面で人の暮らしに寄り添ってきた、奥深い魅力をもつ植物といえるでしょう。


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