【日本紀行】– category –
日本紀行Travels in Japan
わたしたちの住む、日本各地を紹介します。
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【日本紀行】
10月26日(日) 熊本県・阿蘇――草原を渡る秋風と、外輪山の彩り
【はじめに:草原と外輪山が染まる“阿蘇の秋”】 熊本県の中央に広がる阿蘇カルデラは、世界最大級の規模を誇る火山地形です。外輪山と呼ばれる環状の山々が阿蘇五岳を囲み、10月下旬には草原が黄金色へと変わり、尾根には赤や橙の紅葉が差し色のように点在... -
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2025年10月25日 長崎県・雲仙岳――湯けむりと紅葉が織りなす温泉郷の秋
【はじめに:紅葉と湯けむりが重なる“火山の秋”】 長崎県・島原半島の中心に座す雲仙岳。複数の峰が重なる火山群で、硫黄の香りを含んだ白い蒸気と、斜面を染める広葉樹の錦が同じ画面に現れる希有な場所です。10月下旬、朝は湯けむりに光が差し、昼は谷の... -
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2025年10月19日 三重県・伊勢神宮――神宮の杜に響く、秋の静寂と祈り
【はじめに:千年の祈りが息づく杜】 三重県伊勢市に鎮座する伊勢神宮は、日本人の心のふるさとと呼ばれる場所です。秋になると参道の木々が色づき、清らかな空気の中に凛とした静寂が広がります。季節がもたらす彩りは、参拝の時間をより深く、そして特別... -
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2025年10月18日(土) 長野県・美ヶ原高原 雲海と草紅葉、空に近い秋の散歩道
【はじめに:天空の高原で出会う秋】 長野県の中央に位置する美ヶ原高原は、標高約2,000mに広がる大草原と穏やかな稜線が舞台。秋になると足元には黄金色に染まる草紅葉、視線の先には雲海、頭上には高く澄んだ秋空。遮るもののないスケールの中で、歩くた... -
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2025年10月12日 富山県・黒部峡谷――紅葉の渓谷をゆくトロッコ列車の旅
【はじめに:峡谷を彩る錦の秋】 富山県東部に位置する黒部峡谷は、日本でも有数の深い渓谷。秋になると山肌が錦色に染まり、谷底を流れる黒部川の澄んだ青と鮮やかな紅葉が織りなす対比は息をのむ美しさです。この季節の主役は、峡谷を走るトロッコ列車。... -
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2025年10月11日 新潟県・魚沼――黄金色の棚田と、米どころの香り
【はじめに:黄金色に染まる稲穂の海】 新潟県南部に広がる魚沼は、山と里が寄り添う“米のふるさと”。10月中旬、刈り取り前の田は金色の絨毯となり、風が通るたび穂波がゆっくりうねります。遠景には越後三山の稜線、近くには新米の香り――実りの季節を五感... -
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2025年10月5日(日)岩手県・遠野――里山の稲刈りと、昔話が息づく秋の遠野
【はじめに:物語と実りが交差する季節】 岩手県の山あいに広がる遠野は、民話のふるさととして知られる里。10月初旬、稲田は黄金色に波打ち、あぜ道では刈り干し場の藁がやわらかく香ります。収穫の手が動く声と、どこかで語られる昔話――「実り」と「物語... -
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2025年10月4日 北海道・大沼公園――湖面に映る紅葉と、駒ヶ岳の秋化粧
【はじめに:水面が、もうひとつの森になる日】 函館の北、活火山・駒ヶ岳の麓に広がる大沼公園は、湖と島々、そして木橋が織りなす独特の景観で知られます。10月初旬、山肌の錦が湖面に映り込み、“山の紅葉”と“水の紅葉”が重なることで、同じ視点からでも... -
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2025年9月28日 滋賀県・近江八幡――水郷の町に秋風を映して
【はじめに:秋風とともに、舟の町へ】 滋賀県のほぼ中央に位置する近江八幡(おうみはちまん)。この町には、かつて商人の町として栄えた歴史と、静かな水の風景が息づいています。 9月も終わりに近づくころ、水郷の町には、澄んだ空気とやわらかな秋風が... -
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9月27日 長野県・戸隠――杉並木の参道と、秋風の祈り
【はじめに:静けさに誘われて、森の奥へ】 信州・長野の山深くにある戸隠(とがくし)。その名は「神話の地」として知られ、戸隠神社の五社を結ぶ山岳信仰の聖地として、今も多くの人が訪れます。 9月も下旬にさしかかると、戸隠の森には秋の風が吹きはじ... -
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9月21日 石川県・金沢市――ひがし茶屋街に響く三味線と、秋の夕暮れ
【はじめに:暮れなずむ町に、音が灯る】 金沢の歴史が息づく町、ひがし茶屋街。格子戸の連なる町屋が並び、江戸時代の情緒が今も残る風景に出会えます。 9月下旬の夕暮れ時――空が茜色に染まりはじめるころ、どこからともなく聞こえてくる三味線の音。 そ... -
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9月20日 奈良県・明日香村――彼岸花の赤と、記憶をたどる古道
【はじめに:赤い花が語る、遥かな時間】 奈良県・明日香村――ここは日本のはじまりを今に伝える、“時の谷間”のような場所。 9月下旬、秋分の気配が漂い始める頃、棚田のあぜ道や古道のそばに鮮やかな彼岸花が咲きそろいます。 燃えるような赤い花は、ただ... -
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9月14日 千葉県・佐原――水路に映る町と、秋祭りの足音
【はじめに:水に寄り添う町の秋、そっと始まる】 千葉県香取市・佐原。かつて利根川水運の要衝として栄えたこの町には、「小江戸」と呼ばれる情緒ある風景が今も残ります。 9月中旬、小野川の水面にやわらかな秋の光が差しこみ、通りのあちこちには、佐原... -
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9月13日 山梨県・昇仙峡――渓谷に響く初秋の風と、岩肌の深さ
【はじめに:岩と風がつくる、自然の詩】 山梨県甲府市。御岳昇仙峡(みたけしょうせんきょう)は、日本有数の渓谷美を誇る景勝地として知られています。 切り立った花崗岩の岩壁、澄み渡る渓流、そして木々を渡る風――。そのすべてが、季節の変わり目にし... -
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9月7日 岐阜県・飛騨高山――祭りの灯りと、秋に染まる古い町並み
【はじめに:秋風が通り抜ける、町並みと伝統の旅】 岐阜県・高山市。飛騨の小京都とも呼ばれるこの町には、古い商家が立ち並び、どこか懐かしさを感じる和の風景が広がっています。 9月初旬、夏の熱気が和らぎ、町には秋の足音が届きはじめる頃。この時期... -
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9月6日 北海道・十勝岳温泉――秋霧と紅葉の入り口、白煙と湯けむりの旅
【はじめに:秋の足音が聞こえる、大地の湯けむりへ】 北海道・美瑛町。その奥地に位置する十勝岳温泉は、標高1,280mという日本屈指の高所に湧く秘湯。山の端から立ち上る霧と白煙が、荒涼とした火山地帯にやわらかな命のぬくもりを与えてくれます。 9月上... -
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8月31日 福島県・裏磐梯――夏の終わりと、湖畔に浮かぶ想い
【はじめに:去りゆく夏に、静かに向き合う旅】 8月の最後の日。どこかで風の音が変わったことに気づく頃、**裏磐梯(うらばんだい)**の湖畔にも、夏の終わりの気配が色濃く漂いはじめます。 福島県・磐梯山の北側に広がるこのエリアには、桧原湖(ひばら... -
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8月30日 新潟県・妙高高原――すすき野にゆれる、季節のはざま
【はじめに:夏がゆっくりと、秋に手渡されていく】 新潟県・妙高市に広がる妙高高原は、標高約800〜1,300mの広大な自然リゾート地。豊かなブナ林、涼やかな風、そして澄んだ空気に包まれたこの地では、8月の終わりに“秋の気配”が静かに訪れます。 道端に... -
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8月24日 愛媛県・下灘駅――海に一番近い駅と、夏の余白
【はじめに:なにもない場所に、なにかがある】 愛媛県伊予市にある無人駅、下灘駅(しもなだえき)。予讃線の小さな駅は、「海に一番近い駅」として知られ、数々の映画やCM、旅番組にも登場してきました。 駅に降り立った瞬間、目の前に広がるのは、海、... -
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8月23日 栃木県・日光中禅寺湖――霧の湖畔と、夏の静寂
【はじめに:霧に包まれた湖畔で、音のない朝を迎える】 日光国立公園の西端に位置する中禅寺湖(ちゅうぜんじこ)は、標高1,200mを超える高原の湖。夏の終わり、朝の冷え込みとともに湖面から立ちのぼる霧が、町と自然の境界をやわらかく包み込んでいきま...
