【日本紀行】– category –
日本紀行Travels in Japan
わたしたちの住む、日本各地を紹介します。
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【日本紀行】
【野付半島】流氷が削った“トドワラ”の大地と海岸地形
【】 北海道・根室海峡に伸びる野付半島は、日本最大級の砂嘴(さし)地形です。海流・風・流氷が長い年月をかけて運んだ砂が堆積し、海上に細長く伸びる半島ができあがりました。とりわけ冬、海面を覆う流氷はこの地を独自の表情に染め上げます。野付半島... -
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2月1日(日):青森県・奥入瀬渓流――冬の静寂に包まれる氷の回廊
【】 夏や秋の奥入瀬渓流は多くの人で賑わいますが、冬の訪れとともにその表情は一変します。渓谷を包む静けさ、白く凍りついた岩壁、薄い青を帯びた氷の造形——。 2月初旬の奥入瀬は、まるで時間が止まったような静寂の世界。観光地というより、大自然がひ... -
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1月31日(土):東京都・浅草寺――下町に賑わう、冬の風物詩
【はじめに:冬の浅草に流れる穏やかな時間】 東京を代表する観光名所・浅草寺は、初詣の賑わいで幕を開ける一年の象徴的な場所。けれども1月下旬ともなれば参拝客も落ち着き、境内や仲見世通りにゆったりとした空気が漂いはじめます。華やかさの奥にある... -
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1月25日(日):秋田県・横手市――かまくらの温かい灯り
【はじめに:雪国の灯りに心を寄せて】 秋田県横手市で毎年2月に行われる「かまくら」は、雪国の暮らしと信仰が息づく伝統行事です。雪で作られた白いドームの中にろうそくの灯りがともり、柔らかな光が闇を照らします。訪れる人はその幻想的な風景と、地... -
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1月24日(土):岐阜県・白川郷――雪が描く、水墨画のような世界
【はじめに:冬が描く白川郷の表情】 岐阜県の山間に位置する白川郷は、合掌造り集落として世界遺産に登録されています。冬になると一面が雪に覆われ、黒い茅葺き屋根と白い雪のコントラストが生み出す景色は、まさに水墨画のよう。人の営みと自然が織りな... -
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1月18日(日):神奈川県・箱根――湯けむりにけぶる、冬の絶景
【はじめに:冬の箱根で出会う“湯けむりの風景”】 箱根は首都圏から気軽に訪れることができる温泉地として親しまれています。特に冬は、雪化粧した山々と、あちこちから立ち上る湯けむりが織りなす光景が人々を魅了します。冷たい空気の中に漂う硫黄の香り... -
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1月17日(土):広島県・厳島神社――潮が満ちる、冬の海に浮かぶ社
【はじめに:冬の海に浮かぶ神域】 宮島に鎮座する厳島神社は、世界文化遺産として日本を代表する名社です。夏の賑やかさとは異なり、冬の境内には澄んだ空気と静けさが満ちています。特に潮が満ちたとき、朱塗りの社殿と大鳥居が海に浮かぶように見える光... -
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1月11日(日):北海道・層雲峡温泉――氷瀑の神秘と、凍てつく冬の景色
【はじめに:氷が織りなす極寒の芸術】 大雪山国立公園に位置する層雲峡温泉は、北海道を代表する冬の観光地のひとつ。1月の厳しい寒さの中で滝が凍りつき、自然がつくり出す巨大な氷の彫刻「氷瀑」として姿を現します。青く透き通る氷柱は、ただ寒いだけ... -
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1月10日(土):長崎県・ランタンフェスティバル――光の海に漂う、春節の夢
【はじめに:冬の夜を彩る光の祭典】 長崎の冬を代表するイベント、長崎ランタンフェスティバル。中国の旧正月にあわせて始まったこの祭りは、今では毎年100万人以上が訪れる一大行事へと成長しました。極彩色のランタンが街全体を包み込み、幻想的で異国... -
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1月4日(日):静岡県・富士山本宮浅間大社――富士を望む、新春の静かな祈り
【はじめに:富士の麓で迎える新しい年】 静岡県富士宮市に鎮座する富士山本宮浅間大社は、全国に約1,300社ある浅間神社の総本社です。背後には霊峰・富士山がそびえ、古代から「富士の神」を祀る聖地として多くの人々に敬われてきました。1月4日――三が日... -
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1月3日(土):奈良県・春日大社――新年の光に包まれる、古都の森
【はじめに:新春の光に導かれて】 奈良公園の一角に広がる春日大社は、全国に約1,000社ある春日神社の総本社です。1,200年以上の歴史を持ち、ユネスコ世界遺産「古都奈良の文化財」のひとつとして知られています。新年の三が日を過ぎた1月3日、境内には人... -
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2026年1月1日(木):宮崎県・高千穂町――神話の里に昇る初日の出
【はじめに:神話の里に昇る初日の出】 九州山地に抱かれた宮崎県・高千穂町は、日本神話の舞台として名高い場所。天照大神が隠れた「天岩戸」や、天孫降臨の地と伝えられる高千穂の峰々――この地には神話の息づかいが今も漂います。2026年1月1日、新しい年... -
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2025年12月31日(水):香川県・金刀比羅宮――大晦日の石段と、新しい年の灯り
【はじめに:大晦日の石段と、新しい年の灯り】 香川県琴平町に鎮座する金刀比羅宮は、「さぬきこんぴらさん」と呼ばれ親しまれてきた海の守護神。大晦日、785段の石段を登る参拝者の手には灯りが揺れ、境内には厳かな気配が漂います。年の瀬を振り返りな... -
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【紀伊山地】霊場と参詣道――信仰の山々が育む巨木と、人々の知恵
【はじめに:祈りと自然が交わる地】 紀伊半島の内陸に広がる紀伊山地は、険しい山々が連なる大自然と、古代から続く山岳信仰の聖地です。「紀伊山地の霊場と参詣道」はユネスコ世界遺産に登録され、熊野三山、高野山、吉野・大峯という3つの霊場をつなぐ... -
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2025年12月28日(日):富山県・五箇山合掌造り集落――雪に眠る世界遺産の冬
【はじめに:雪に眠る世界遺産の冬】 富山県南西部、庄川の流域に広がる五箇山。ここには、急勾配の茅葺き屋根をもつ合掌造り家屋が点在し、ユネスコ世界遺産に登録された伝統的な集落が守り継がれています。12月下旬、深い雪が集落を覆うと、まるで時間が... -
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12月27日(土):福岡県・太宰府天満宮――年の瀬に漂う、静かな祈り
【はじめに:年の瀬に漂う、静かな祈り】 福岡県太宰府市に鎮座する太宰府天満宮は、全国天満宮の総本宮として学問の神様を祀る由緒ある社。12月27日、正月を目前に控えた境内は、どこか厳かで、参拝者が静かに鈴を鳴らし、一年を締めくくる祈りを捧げます... -
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【高尾山】都心から日帰り――身近な自然が持つ多様な動植物
【はじめに:都心のすぐそばにある自然の宝庫】 東京都八王子市にある高尾山は、標高599mと決して高い山ではありませんが、年間を通じて多くの人々に親しまれています。新宿から電車で約1時間というアクセスの良さにもかかわらず、豊かな森と多様な生態系... -
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2025年12月21日(日):愛知県・熱田神宮――厳かに響く年の瀬の鈴の音
【はじめに:厳かに響く年の瀬の鈴の音】 愛知県名古屋市に鎮座する熱田神宮は、三種の神器のひとつ「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」を祀る、日本屈指の古社。12月21日、年末の気配が濃くなる頃、境内には静けさの中に鈴の音が響き、訪れる人々の心を整えま... -
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12月20日(土):埼玉県・秩父市――夜祭の熱気と、冬の星座
【はじめに:夜祭の熱気と、冬の星座】 埼玉県秩父市で毎年12月に行われる「秩父夜祭」は、京都祇園祭・飛騨高山祭と並ぶ日本三大曳山祭のひとつ。豪華絢爛な山車が街を進み、夜空には花火が咲く――冬の寒さを吹き飛ばす熱気が秩父を包み込みます。澄みきっ... -
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【知床半島】流氷が接岸する海――冬の厳しい自然と野生動物の生態
【はじめに:流氷が運ぶ冬の生命】 北海道・オホーツク海に突き出す知床半島。世界自然遺産にも登録されたこの地は、冬になるとシベリアから南下してきた流氷が海岸に接岸し、氷の大地が広がります。流氷は単なる氷の塊ではなく、植物プランクトンや小さな...
