
目次
今日のテーマ:
「“風”を感じた瞬間をメモしてみよう」
ワークの目的:
風は、目に見えないけれど、肌や髪、音や匂いを通して確かに存在を感じられるものです。
それは季節や時間帯を知らせてくれるだけでなく、気持ちや記憶を動かすきっかけにもなります。
今日は、あなたが「風」を感じた瞬間をひとつ思い出し、
その感触や音、におい、そして心の変化を言葉にしてみましょう。
風を意識することは、“今この瞬間”を全身で味わうことでもあります。
今日の問い:
今日、あなたが「風」を感じたのはどんな瞬間でしたか?
それはどこで、どんな強さや温度、香りをもっていましたか?
その風は、あなたにどんな気持ちを運んできましたか?
たとえば…
- 朝、窓を開けたときのひんやりした風
- 木々の間を通り抜けるやさしい風
- 自転車をこいでいるときに顔にあたる風
- 雨が降る前の湿った風
- 海辺で感じる少し塩っぽい風
- 夏祭りの夕方に吹いた涼しい風
風は、その時々の空気や景色を連れてきます。
書き方の例:
「夕暮れ時、川沿いを歩いていたら、
水面をなでるようなやわらかい風が頬をすべった。
その風は少し湿っていて、夏の夜が近づいている匂いがした。
何もしていないのに、ただそれだけで心が軽くなった。」
風は、過ぎゆく時間と今をつなぐメッセンジャー。
その一瞬を覚えておくことで、同じ季節や空気に再び出会ったとき、
あなたの心にあの日の風景がよみがえるかもしれません。
今日は、あなたが感じた風を、そっと言葉にしてみましょう。



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