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センリョウ(千両/Sarcandra glabra)
【タイトル】12月17日の花:センリョウ(千両/Sarcandra glabra)
【ディスクリプション】センリョウは、光沢のある緑葉と赤い実が美しい縁起木。正月飾りや生け花に用いられ、商売繁盛や富を象徴します。冬の庭や室内を鮮やかに彩る植物として人気です。
【キーワード】センリョウ, 千両, Sarcandra glabra, 縁起木, 正月飾り, 赤い実, 冬の植物, 花言葉, ガーデニング, 和の庭
花言葉
「利益」「財産」「裕福」
赤い実をたわわにつける姿から、豊かさや繁栄を表す花言葉が付けられています。
説明
センリョウはセンリョウ科センリョウ属の常緑低木で、日本、中国、東南アジアに広く分布しています。高さは1m前後で、光沢ある濃緑の葉と、冬に熟す鮮やかな赤い実が特徴です。
花は目立たず小さな黄緑色で、夏に咲きます。その後、秋から冬にかけて実が色づき、特に正月の生け花や庭木として重宝されます。寒さに強く丈夫で、日陰でも育つため、和風庭園の定番植物でもあります。
基本情報
- 学名:Sarcandra glabra
- 分類:センリョウ科・センリョウ属
- 原産地:日本、中国、東南アジア
- 開花時期:7月〜8月(実は冬に鑑賞)
- 果実色:赤(品種によって黄実もあり)
- 草丈:50cm〜1m程度
特徴
- 冬に鮮やかな赤い実を付け、観賞価値が高い
- 常緑で光沢のある葉が美しく、庭木や切り枝に最適
- 耐陰性があり、半日陰でも育てやすい
- 正月飾りや生け花に欠かせない縁起木
名前の由来
「千両」という名前は、同じく赤い実をつける「万両(マンリョウ)」と並び、富や繁栄を象徴する縁起名です。「千両より万両が上」ともされますが、どちらも正月を彩る縁起木として親しまれています。
日本文化との結びつき
- 正月飾りや生け花に用いられる代表的な縁起木
- 商売繁盛や富貴を祈願するシンボルとして古くから定着
- マンリョウ、カラタチバナ(百両)、ヤブコウジ(十両)と並んで「縁起の木シリーズ」として親しまれる
まとめ
センリョウは、冬の庭や正月飾りを彩る縁起木です。
赤い実をたくさん付ける姿は、豊かさや繁栄を象徴し、古くから人々に親しまれてきました。丈夫で育てやすく、観賞価値も高いセンリョウは、暮らしに福を呼び込む植物としておすすめです。



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