「止まっているのに、動いている」―静止したものに宿る動きを探そう

止まっているのに、動いている
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今日のテーマ:

「“静止したもの”の中に動きを感じるものを探してみよう」


ワークの目的:

一見すると止まっているものでも、じっと見ていると「流れ」や「変化」を感じることがあります。
木の葉の模様に風を想像したり、雲の形に流れる空を思い描いたり――。

今日は、「動かないのに動いているように見えるもの」に注目してみましょう。
心が動きを見出す瞬間に、あなた自身の感性が映し出されます。


今日の問い:

今日、あなたが見た“静止したもの”の中で、動きを感じたものは何でしたか?
それはどんな形や状態で、あなたにどんな印象を与えましたか?

たとえば…

  • 絵画の筆づかいに流れるような動きを感じた
  • 雲の切れ間から差す光が「伸びている」ように見えた
  • 木目の模様が川の流れのように感じられた
  • 石畳の模様がうねりを生み出しているように見えた
  • 建物のガラスに映る空の色が、移ろいを暗示していた

止まっているのに動いているように感じるのは、あなたの心が景色と対話している証です。


書き方の例:

「机に置いたマグカップの中で、ミルクの模様が固まったまま止まっていた。
でも、その模様は“まだ渦を巻いている”ように見えて、
時間が閉じ込められているみたいで不思議だった。

静止したものの中に、過去の動きが残っているんだなと感じた。」


静止したものを観察することで、
“見えない時間の流れ”や“想像の動き”に気づくことができます。

今日は、あなたが感じた“止まっているのに動いているもの”を探し、
その印象をことばにしてみてください。

それは、物に宿る時間と、自分の心の動きを結ぶひとつの記録になります。

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