
ローズマリー(Rosemary/Rosmarinus officinalis)
【タイトル】10月6日:ローズマリー(Rosemary/Rosmarinus officinalis)
【ディスクリプション】ローズマリーは、すっきりとした芳香と美しい小花で愛されるハーブ。料理や薬草、観賞用として幅広く利用され、古くから「記憶」や「友情」の象徴として親しまれてきました。
【キーワード】ローズマリー, ハーブ, 香草, 薬草, 記憶の象徴, 花言葉, 青い小花, ガーデニング, 料理に使えるハーブ
花言葉
「思い出」「変わらぬ愛」「あなたは私を蘇らせる」
ヨーロッパでは「記憶のハーブ」として知られ、友情や永遠の絆を象徴する花言葉を持ちます。
説明
ローズマリーは地中海沿岸原産の常緑低木で、すっきりとした香りが特徴的なハーブです。
春から初夏にかけて、小さな青紫色の花を咲かせます。その葉や茎からは強い芳香が漂い、料理の香りづけやポプリ、アロマオイルなどに広く用いられています。
古代ギリシャやローマでは「記憶力を高める植物」として学生が髪にローズマリーを編み込んだり、結婚式や葬儀に用いられるなど、人々の生活と深く結びついてきました。
基本情報
- 学名:Rosmarinus officinalis(現在はシソ科・Salvia rosmarinus として分類)
- 分類:シソ科・マンネンロウ属
- 原産地:地中海沿岸
- 開花時期:3月〜6月(温暖地では秋にも咲く)
- 花色:青紫、白、ピンクなど
- 草丈:50〜150cm程度
特徴
- 細長い針状の葉に強い芳香がある
- 耐寒性・耐暑性ともに強く、育てやすい常緑低木
- 乾燥に強く、やせ地でも育つ丈夫な性質
- 料理用ハーブや薬草として幅広く活用できる
名前の由来
「ローズマリー」の名は、ラテン語の “ros(露)” と “marinus(海の)” に由来し、「海のしずく」という意味を持ちます。
海岸沿いに自生していたことから、この詩的な名前がつけられました。
日本文化との結びつき
日本では明治時代以降に広まり、ハーブ園や家庭菜園で人気があります。料理用だけでなく、観賞植物や庭木としても重宝されています。近年ではアロマテラピーやクラフト作りにも活用され、生活を彩る存在として親しまれています。
まとめ
ローズマリーは、香り・花・効能を兼ね備えた万能ハーブです。
記憶や友情を象徴するその花言葉は、ギフトとしても意味深く、青紫の可憐な花とともに、暮らしに癒しと力を与えてくれます。

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