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エリンギウム(Eryngium/ヒゴタイサイコ)
【タイトル】9月29日の花:エリンギウム(Eryngium/ヒゴタイサイコ)
【ディスクリプション】エリンギウムは、金属のような光沢をもつ青紫色の花が特徴の多年草。ドライフラワーとしても長く楽しめ、庭や花束に個性的なアクセントを加えます。
【キーワード】エリンギウム, Eryngium, ヒゴタイサイコ, セリ科, 青紫の花, ドライフラワー, 宿根草, メタリックカラー, ヨーロッパ原産, ガーデンプランツ
花言葉
「秘めた愛」「光を求めて」「独立心」
硬質な花姿と、他にない輝きが秘められた想いを象徴しています。
説明
エリンギウムは、セリ科エリンギウム属の多年草で、金属的な光沢を帯びた青紫色の花を夏に咲かせます。
花は小さな花の集合体で、球状または円錐状になり、その周囲を鋭い棘のような苞葉が囲みます。
この独特な姿と色合いから、フラワーアレンジメントやドライフラワーに人気があります。
切り花としては水揚げが良く、乾燥させても色と形が長く保たれるため、長期の観賞が可能です。
基本情報
- 学名:Eryngium spp.
- 分類:セリ科・エリンギウム属
- 原産地:ヨーロッパ、アジア、西アフリカ、南北アメリカなど
- 開花時期:6月〜8月
- 花色:青紫、銀青色、白など
- 草丈:30〜100cm(品種による)
特徴
- 金属的な輝きをもつ花色が最大の魅力
- 耐乾性があり、日当たりと水はけのよい場所を好む
- 切り花・ドライフラワーどちらにも適する
- 花の形は品種により球状・円錐状・平たいものなどさまざま
名前の由来
学名「Eryngium」はギリシャ語の「erungion(アザミに似た草)」に由来します。
和名「ヒゴタイサイコ(平江帯柴胡)」は、球状の花姿がヒゴタイ(瑠璃色の花)に似ていることから付けられました。
日本文化との結びつき
- 日本では観賞用・切り花用に栽培される輸入植物
- 花言葉から結婚式や記念日の花束にも用いられる
- ヨーロッパでは古くから薬草として利用された歴史がある
まとめ
エリンギウムは、金属のような青紫色の輝きと棘のような苞葉が魅力の花です。
涼やかでシャープな印象を持ち、庭や花束に洗練された個性を加えてくれます。
ドライフラワーとしても長く楽しめるため、一度植えれば夏から秋まで活躍する万能な多年草です。

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