
目次
小判草(コバンソウ/Briza maxima)
【タイトル】9月28日の花:小判草(コバンソウ/Briza maxima)
【ディスクリプション】コバンソウは、風に揺れる小判形の花穂が特徴のイネ科植物。涼やかな姿が初夏の庭や野原を彩り、ドライフラワーとしても人気です。
【キーワード】コバンソウ, 小判草, Briza maxima, イネ科, 花穂, ドライフラワー, 風に揺れる草, 初夏の植物, 観賞用草花, 黄金色の草
花言葉
「興奮」「金満」「心を揺さぶる」
小判形の花穂と、風に揺れてカサカサと音を立てる姿から付けられました。
説明
コバンソウは、イネ科コバンソウ属の一年草で、春から初夏にかけて小判のような形をした花穂を多数つけます。
花穂は緑色から徐々に黄金色に変わり、風に揺れるたびに光を受けてきらめきます。
その涼やかな風情から庭植えや花壇、切り花、ドライフラワーとして親しまれています。
また、乾燥後も形や色を保ちやすく、リースやスワッグなどの装飾にも活用されます。
基本情報
- 学名:Briza maxima
- 分類:イネ科・コバンソウ属
- 原産地:地中海沿岸
- 開花時期:5月〜7月
- 花色:淡緑〜黄金色(花穂)
- 草丈:30〜60cm
特徴
- 花穂が扁平で楕円形、小判に似ている
- 花穂が色づくとドライフラワーに最適
- 暖かい季節に強く、日当たりを好む
- 病害虫に強く、初心者でも育てやすい
名前の由来
花穂の形が小判に似ていることから名付けられました。
英名「Large Quaking Grass(大きく揺れる草)」は、風にそよぐ様子を表しています。
日本文化との結びつき
- 江戸時代に観賞用として導入された
- 金運を象徴する縁起草として扱われることもある
- 初夏の風物詩として俳句や園芸書に登場
- ドライフラワー文化の中で人気が高い
まとめ
コバンソウは、初夏の風にそよぐ黄金色の草花です。
小判形の花穂は見た目に愛らしく、風と光を受けて揺れる姿は涼やかな趣を与えてくれます。
庭や花壇はもちろん、収穫後もドライフラワーとして長く楽しめる、実用性と観賞性を兼ね備えた植物です。

コメント