
目次
今日のテーマ:
「道ばたに咲いている草花をひとつ見つけてみよう」
ワークの目的:
急ぎ足で歩いていると、つい見逃してしまいがちな道ばたの草花たち。
でも、よく目をこらしてみると、アスファルトのすき間や電柱の根もと、
公園のフェンスのわきなど、思わぬところに小さな命が咲いています。
今日は、道ばたに咲いている草花に目を向けて、
その一輪が教えてくれる静かなメッセージに耳をすませてみましょう。
“気づく”ことは、“やさしくなる”こと。
身のまわりの自然に目を向けることで、心にそっと余白が生まれます。
今日の問い:
今日、あなたが見つけた草花は、どんな様子でしたか?
それはどこに咲いていて、どんな色や形で、どんな印象を受けましたか?
たとえば…
- アスファルトのすき間に、小さな白い花がひっそり咲いていた
- 信号待ちのあいだに、電柱の下に咲くピンク色の花に気づいた
- 草むらのなかで、ひとつだけぽつんと咲いていた黄色い花
- フェンス沿いにたくさん並んでいたツユクサの青がまぶしかった
- 名前は知らないけれど、やわらかそうな葉と可憐な花が目に残った
ただ“見る”だけでなく、心に残った理由や感じたことを言葉にしてみましょう。
書き方の例:
「横断歩道の角にあるブロック塀のすき間から、小さなピンクの花が顔を出していた。
誰にも気づかれない場所なのに、ちゃんと太陽のほうを向いて咲いていたことに、なんだか胸が熱くなった。
どんな場所でも、自分のリズムで咲く力って、すごいなと思った。」
道ばたの草花は、静かに“生きる”ことを教えてくれます。
それは派手ではないけれど、たしかにそこにある生命の表現です。
今日、あなたが出会った小さな草花に、どんな物語を感じたでしょうか?
そのひとつの発見が、日常の風景をやさしく塗り替えてくれるかもしれません。

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