8月23日の花:キセランセム

キセランセム
季節の花だより
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キセランセム(Xeranthemum)

【タイトル】8月23日の花:キセランセム
【ディスクリプション】キセランセムは、ドライフラワーとしても人気の高い花。銀白がかった茎葉と、カサカサとした質感の花びらが、独特の落ち着いた美しさを持っています。
【キーワード】キセランセム, 夏の花, ドライフラワー, 銀白色の葉, カサカサの花, 花言葉, Xeranthemum, エバーラスティング, 長持ちする花

● 花言葉

「不滅の愛」「永遠の記憶」「変わらぬ思い」
→ 花が色あせずに長く美しさを保つことから、永続的な愛や記憶の象徴とされています。

● 説明

キセランセムは、地中海沿岸原産のキク科の一年草。乾いた気候でも育ち、乾燥に強く、花もちが非常に良いのが特徴です。
花弁はまるで紙細工のように乾いた質感で、「エバーラスティング(不朽の)」と呼ばれるドライフラワー向け植物の代表格です。

開花すると、ピンクや白、紫などの花が細く分岐した茎の先に咲き、風に揺れる姿は繊細で可憐。生花としても使われますが、乾燥後も色があまり変わらないため、長く楽しめる花材として重宝されています。

● 基本情報

学名:Xeranthemum annuum
分類:キク科・キセランセム属
原産地:地中海沿岸・東ヨーロッパ
開花時期:6月〜9月
花色:ピンク・紫・白など
草丈:30〜60cm程度

● 特徴

  • 乾燥に強く、手間いらずの一年草
  • 花弁がカサカサとしており、ドライフラワーに適している
  • 葉や茎が銀白色で、庭の彩りに清涼感を与える
  • 長く飾れることから「永遠」や「記憶」に関わる意味を持つ

● 名前の由来

「Xeranthemum」はギリシア語で「乾いた花(xeros + anthos)」を意味し、乾いた状態でも花の美しさが保たれることにちなんでいます。
日本では「貝細工草(かいざいくそう)」とも呼ばれることがあります。

● ガーデニングのポイント

  • 日当たりと水はけの良い場所を好む
  • 種まきは春。育てやすく初心者にもおすすめ
  • 咲いた花は乾燥させてドライにすると、長く楽しめる

● まとめ

キセランセムは、枯れない美しさを象徴する花
乾いた質感の中に静かな気品をたたえ、記憶や思い出にそっと寄り添うような存在です。
ナチュラルガーデンやドライアレンジメントに取り入れれば、時の流れを超えて咲き続ける美を楽しめるでしょう。

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