8月1日の花:ザクロ

ザクロ
季節の花だより
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ザクロ(Punica granatum)

【タイトル】8月1日の花:ザクロ
【ディスクリプション】ザクロは、美しい花と赤く熟した実が魅力の果樹。古来より薬用・装飾・象徴として親しまれ、豊穣や愛の象徴としても語り継がれてきました。
【キーワード】ザクロ, 石榴, 9月の花, 秋の果実, 花言葉, 赤い実, 豊穣の象徴, 果樹, 観賞植物


● 花言葉

「優雅な美しさ」「円熟した優雅さ」「結合」

熟した果実の中に数多くの種子を持つことから、「豊穣」や「子孫繁栄」を象徴することもあります。


● 説明

ザクロ(石榴)はミソハギ科の落葉小高木で、春から夏にかけて鮮やかな橙赤色の花を咲かせ、秋に赤く熟した実をつける果樹です。

果実の皮を割ると、透明感のある赤い果汁たっぷりの種子がぎっしりと詰まっており、その美しさと味わいが魅力とされています。


● 基本情報

  • 学名Punica granatum
  • 分類:ミソハギ科・ザクロ属
  • 原産地:中近東〜インド原産
  • 開花時期:5月〜7月
  • 実の収穫期:9月〜11月
  • 花色:橙赤
  • 果実色:赤〜紅紫色(果皮)、透明赤(果肉)

● 特徴

  • 花は鮮やかな橙赤色で、壺型の可愛らしい形
  • 果実は丸く、割れると中に美しい赤い粒(可食部)
  • 観賞用としても人気があり、盆栽や庭木にも利用されます

● 名前の由来

「石榴(ザクロ)」という漢字は、果皮が硬く“石”のようであり、中に“榴弾”のように詰まった種子があることから。
また、「榴」は中国語で「ザクロの木」を意味します。


● 豊穣・生命力の象徴として

ザクロは古くから豊穣・繁栄・子孫繁栄を象徴する果実として世界中で神話や文学に登場します。
たとえば、ギリシャ神話では冥界の女王ペルセポネの物語にもザクロが登場します。


● 食用・薬用としての価値

  • 果実はそのまま食べるほか、ジュースやゼリーにも使われます
  • 種子や果皮には抗酸化作用・整腸作用があり、健康食品としても注目

● まとめ

ザクロは、美しさ・味わい・象徴性を兼ね備えた果樹です。
庭に一本あるだけで、春の花・秋の実り・冬の落葉と、一年を通して季節の移ろいを感じられます。
古来より人々に愛されてきたその魅力は、現代でもなお健在。
自然と文化をつなぐ、奥深い植物のひとつです。

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