
目次
今日のテーマ:
「近くにある“古いもの”に注目してみよう」
ワークの目的:
新品や最新のものに目を奪われがちな現代ですが、
「古いもの」には、時間を重ねてきたぶんだけの
味わいや、静かな存在感、そして物語があります。
今日は、自分のまわりにある“古いもの”に目を向けてみましょう。
それは家の中にある日用品かもしれないし、
道ばたの看板や、公園のベンチ、祖父母の手紙かもしれません。
時間がつくり出したものにふれるとき、
私たちも「時間の流れ」の中にいることを実感できます。
今日の問い:
今日、あなたが見た「古いもの」には、どんな印象がありましたか?
そこにはどんな記憶や感情、気づきがあったでしょうか。
たとえば…
- 長年使っているマグカップのヒビ
- 通学路にある色あせた標識
- 駅の階段のすり減った角
- 古い写真に写った家族の表情
- 祖父の使っていた時計
- くたびれたけど手放せないぬいぐるみ
古いものの中には、過去だけでなく、
今の自分をつなぎとめるヒントが眠っているかもしれません。
書き方の例:
「実家の玄関にある木の下駄箱。子どものころからずっとそこにある。
よく見ると、扉の角がすこしすり減っていた。
毎日誰かが手をかけてきた“積み重ね”が見える気がした。
新しくはないけれど、だからこそ安心する。
“古いもの”には、“変わらないもの”の温かさがあると思った。」
古いものには、静かな力があります。
それは、時間を超えてそばにいてくれる、もうひとつの記憶のかたち。
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