
目次
今日のテーマ:
「今日、鼻で感じた“においの記憶”を書いてみよう」
ワークの目的:
においは、五感のなかでも記憶と深くつながる感覚です。
ふとした香りが、昔の出来事や人の記憶を一瞬でよみがえらせることもあります。
今日は、“香りの窓”を通して、日常にひそむ物語を探してみましょう。
今日の問い:
今日、印象に残った“におい”はどんなものでしたか?
どんな情景や気持ちが、そこに重なりましたか?
たとえば…
- 朝ごはんの味噌汁の湯気から立ち上る香り
- 通りすがりの花の香り
- 雨上がりのアスファルトのにおい
- 古い本を開いたときの紙のにおい
- シャンプーやハンドクリームのやさしい香り
日常のなかにあふれる、ささやかだけれど確かな“においの記憶”を拾いあげましょう。
書き方の例:
「子どもの日の柏餅を買いに行った帰り道、ふと風に乗って甘い香りがした。よく見ると、道端に小さなジャスミンの花が咲いていた。あの香り、昔母と歩いた帰り道を思い出す。」
“におい”の記憶は、あなたの人生を静かに語ってくれます。
目に見えないけれど、確かにそこにある。
香りに耳をすませるような気持ちで、今日という日を受けとめてみてください。
それは、自分自身の“物語の入り口”になるかもしれません。

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